グリサポとやまは、身近な人を亡くした子ども・大人が出会い、
語り合える場を提供しています。
パートナーを亡くしたあなたへ
隣にいるはずの人がいなくなったとき、
悲しみ、後悔、罪悪感、寂しさ、虚無感、怒り、愛惜・・
さまざまな感情に押しつぶされそうになりますね。
生活は一変し、生活を立て直すために大変な気力を必要とするでしょう。
そんな自分の「きもち」を押し込めずに、誰かに話すことは大切です。
同じ経験を持つ人との対話は、大切なことに気づかせてくれたり、
不安や罪悪感などをやわらげてくれることもあります。
親を亡くした子どもたちは
親が死んだのは自分が悪い子だったからと、自分を責めているかもしれません。
寂しいけれど、親を困らせたくないからと我慢しているかもしれません。
子どもたちにも、悲しい、会いたいなどいろんな気持ちを話せる場が必要です。
同じ経験を持つ子どもどうしの出会いが助けになります。
子どもは自分の「気持ち」をうまく言葉で表現できないことがあります。
そんなとき、遊ぶことで表現することもあります。
グリサポとやまは、子どもが子どもらしい時間をもてるよう、
そして自分の「きもち」を表現することができるようお手伝いします。
グリーフとは
わたしたちは、死別に関わらずあらゆる喪失体験に伴う愛惜や悲しみなどの様々な感情を「グリーフ」と呼びます。
喪失体験時には、「悲しみ」以外にも「後悔」や「罪悪感」、「怒り」「自責」、「哀惜」、「安堵」「無感動」「絶望感」・・・様々な気持ちが沸き起こります。
また、喪失体験の影響はこころ以外にも多岐にわたります。
●身体的影響
不眠・食欲不振・頭痛・腹痛・吐き気・めまい・疲労感・倦怠感・非現実感・幻覚・幻聴
●社会的影響
不登校・会社に行けない・人間関係悪化・孤立・孤独感・不信感
●行動面の影響
記憶力、注意力の低下・涙が止まらない・過活動・何事もなかったように振る舞う
●スピリチュアル的影響
生きる意味の模索・信仰への不信・「なぜ」という問い
失った後のこれらの反応や感情はおかしいことではありません。
これらは自然なものです。
ただ、抑うつ状態が長引いたり悪化したりするときには、専門的支援が必要です。
グリーフに対するサポートはカウンセリングや医療などだけでなく、当事者同士の支え合いや社会的なサポートも必要なことから、当団体では、「グリーフサポート」という言葉を使っています。
新型コロナウィルス(COVID-19)対策について
イベント開催時に、以下の対策を行いますので、ご理解とご協力をお願いします。
・参加当日体調の悪い方(体温37.2度以上、咳や痰の出る方など)は参加をご遠慮ください
・参加当日はマスクの着用をお願いいたします
・入室の際、検温のご協力をお願いいたします
・手洗い、手指消毒の励行をお願いいたします
・予約のない当日参加はお断りする場合がございます
・密を避けるため人数制限を設ける場合がございます
・換気対策など密閉にならないよう努めます